CPC
Cost Per Click。クリック単価。
1クリックの獲得にかかった費用。
1000円の広告費で10回クリックされれば、CPCは100円となる。
Facebook広告においては
CPC(リンククリックの単価)、CPC(すべて)の2種類の指標があり
CPC(リンククリックの単価)は、広告画像や広告のボタン、説明文内のクリックを計測し
CPC(すべて)は、そのほかにも「いいね!」や「コメント」、「プロフィール」「FBページ」への移動も含まれるので、正しいCPCはCPC(リンククリックの単価)になる。
LP
ランディングページの略。
広告をクリックして最初に表示されるホームページ。
一般的には他のページへのリンクが無く、縦長のものが多い。
HPと異なりコンバージョンを獲得する目的に特化している。
コンバージョン
Conversion。CV略す事も。
広告で獲得する「成果」です。何を成果とるするかはWEBサイトごとに異なります。
例を挙げると
買い物かごからの決済、問い合わせフォーム送信、LINE友だち追加、無料体験の申し込み等があります。
コンバージョン率
Conversion Rate。CVRと略す事も。
Webサイトや特定のページに訪れたユーザーの内、何%がコンバージョンに至ったかを表す数値です。
例えば「無料体験の申し込み」をコンバージョンとするLPに、100人アクセスして3名が申し込みがあったとすると、
CVRは3%になります。
CPA
Cost per ActionもしくはCost Per Acquisitionの略。
日本語では「顧客獲得単価」。1件のコンバージョンを獲得するのにかかるコストのこと。
10万円の広告費をかけて、10件のコンバージョンが獲得できれば、CPAは1万円となる。
コンバージョンには、資料請求や、無料体験の申し込み、LINE友だち追加、注文などがあります。
CPO
Cost per Order。1注文を獲得するのにかかった費用。
例えば100万円の広告費をかけて、2件の注文が得られたならCPOは50万円になります。
CPAとの違いは、CPAは必ずしも注文にかかったコストでは無くあくまでコンバージョンを獲得した価格。
コンバージョンは資料請求やLINE友だち追加などがあるので、多くの場合CPAは「見込み顧客の獲得単価」を表し
CPOは、「1注文の獲得単価を表します」
CTR
Click Through Rateの略。ユーザーに広告が表示された回数のうち、広告がクリックされた回数の割合。
クリック率とも言う。
Facebook広告においては、クリエイティブの出来で左右される数値。
CPM
Cost Per Milleの略。CPMとは、広告を1,000回表示させるのにかかった費用を指します。
Facebook広告の課金方式は、基本はこのCPMが課金対象となっており、1000人に表示される度に課金されます。
計算式は
計算式は「CPM=費用÷インプレッション数×1,000
基本的にはFacebook広告は、広告が表示された回数によって費用が変動します。
CPMが高くなると、同じ費用で広告を見てもらえる回数が減り、CPMが低くなると広告の表示回数が増えます。
同じジャンルの競合する広告が増えるとCPMは高くなり、競合が少なければCPMも下がります。
インプレッション数
インプレッション数とは「広告が表示された回数」です。同じユーザーに2回表示された場合は2となります。
LTV
Life Time Value。日本語では「顧客生涯価値」。
一人の顧客が生涯で自社に与えてくれる利益です。
例えば、家のような生涯でほぼ1度しか買わない商品の場合、1度の注文で得られる利益がLTVとなります。
美容院やエステのようなリピート性の高い商品の場合で、例えば1回で6,000円の利益が得られるとすると
6,000円×年間の平均利用回数×平均利用年数がLTVとなります。
ただし、本コンテンツでは、最低でも1年以内には利益が必要だと思いますので、「顧客生涯価値」では無く、「顧客年間価値」で計算する事をおすすめしています。
先ほどの例だと
6,000円×年間の平均利用回数
で算出します。
ROAS
Return On Advertising Spend。広告の費用対効果。
例えば100万円の広告費をかけて、300万円の売上がたったとするとROASは300%。売上が150万円ならROASは150%となります。
商品には原価もあるので、利益率が50%の商品を扱っているなら、ROASは最低200%以上でないと赤字となります。利益率が25%の商品を扱っているのならROASは最低400%以上が必要になります。
トラフィック
Traffic。
ユーザーがウェブサイトに訪問した回数・セッション数などのアクセス全体の数を意味します。
Facebook広告における「トラフィック」目的のキャンペーンは、より多くのアクセスがとれるように最適化されます。
リード
Lead。「見込み顧客」の意味。
自社の商品・サービスに興味を持ってくれていて、将来的に購入してもらえる可能性のあるユーザーです。
具体的には、お問い合わせフォームからお問い合わせしてくれたユーザー、LINE友だち追加してくれたユーザー、メルマガ登録してくれたユーザー、個別相談に申し込みしてくれたユーザーなどです。
Facebook広告における「リード」目的のキャンペーンは、「見込み顧客の獲得」を目的に最適化されます。
売上
Facebook広告における「売上」目的のキャンペーンは、商品やサービスを購入する可能性が高い利用者に配信されます。
ECサイトの広告に向いている目的です。
エンゲージメント
Engagement。一般的なビジネス用語としては、従業員の会社に対する「愛着心」や「思い入れ」を表しますが
SNS広告の世界では、「いいね」「フォロー」「シェア」などを表します。
ターゲット
Target。自社が想定する顧客層です。
年齢や地域、性別などのほかWEB広告では様々な属性で顧客を絞り込んで配信できます。
PDCAサイクル
PDCAとは、Plan(計画)、Do(実行)、Check(評価)、Action(改善)の4つのプロセスを繰り返し行うことで、業務効率を改善するためのフレームワーク。
WEB広告では、クリエイティブや配信先などを作成し(実行)、結果を評価して、さらに改善を繰り返していきます。
機械学習
Facebook広告は機械学習を使って配信を最適化しています。Facebook広告の広告セットを作った時や、大きな修正を加えた時には「情報収集期間」に入り、この間に機械学習を行います。
キャンペーンの目的に応じて「いつ誰に広告を配信するのか」を最適化していると考えてください。
クリエイティブ
広告の画像や動画、テキストのこと。
Facebook広告での主な配信面では以下のように表示される
オーディエンス
Audience。WEBマーケティングの世界では広告を配信するターゲットを指します。
ターゲットと同意と考えても問題ありません。
ブロード配信
WEB広告のターゲット設定で「地域」「年齢」・「性別」の3つのみを設定して配信する手法。
ターゲットを広くとれるのでAIによる機械学習が促進される。
コアオーディエンス
Facebook広告のターゲット設定で、「興味・関心」、「業種」、「役職」などの属性を設定する手法。
リターゲティング
リタゲと略されます。過去にサイトを訪れたことのあるユーザーを対象に広告を配信する手法。
一度興味を持ってサイトを訪れたユーザーなので、高いコンバージョン率が見込まれる。
リピート性の高い商品を扱っている場合には効果的。
類似オーディエンス
Facebook広告のオーディエンス手法の1つで、既存の顧客に似た属性にターゲティングする手法。
・過去にコンバージョンした顧客
・過去にサイトを訪れた顧客
・過去に動画を見た顧客
などのユーザーを元(ソースオーディエンス)に、1〜10%の類似性を指定してターゲティングできる。
1%が最もソースオーディエンスに近しいターゲットで、数字が大きくなるにつれ類似性が薄れ配信ボリュームが増える。
結果の単価
Facebook広告の指標の1つ。キャンペーンの目的に応じたアクション1件あたりの単価。
一般的には
「リード」目的であれば「リードの獲得単価」(CPA)
「売上」目的であれば「注文獲得単価」(CPO)
「トラフィック」目的であれば「リンクのクリック」(CPC)
「認知」目的であれば、「1000人あたりのリーチ単価」(CPM)となります。
フリークエンシー
Facebook広告の指標の1つで、ひとりのユーザーに対して同じ広告が何回表示されたかを示します。
計算式は
インプレッション数÷リーチ数
で算出されます。
フリーククエンシーが高すぎると、広告の反応が悪くなってくるので、その場合新しい広告を配信します。
ただ、どの程度のフリーククエンシーが適切かは商品やサービスによって異なるので、あくまで目安の1つとして考えます。
ThruPlay
Facebook広告の指標の1つで、動画広告を15秒以上再生した、動画広告が15秒以下の場合はすべての試聴した値を表します。
A/Bテスト
A/BテストとはWEBマーケティングの手法の1つで、1箇所だけ変えた二つの広告コンテンツなどを同条件で配信し、優劣を比較する手法。
例としては、同じ広告動画をメインテキストだけ変えてA/Bテストを行ったり、全く同じクリエイティブを2つのオーディエンスに同時に配信し、A/Bを行うといったテスト手法。
Facebookピクセル
Facebook広告からLPにユーザーが飛んだ後に、「ボタンのタップ」や「買い物かごに追加」などの行動を計測するために、LPに設置するタグ。
これを設定しないと、Facebook側でユーザーのコンバージョンが計測できません。
コンバージョンAPI
以前はFacebookピクセルの設置だけでコンバージョン計測できていましたが、Apple社の端末のiOS14.51以降でセキュリティーが強化され、Facebookピクセルの設置だけでは計測出来なくなりました。
iPhoneユーザーのコンバージョンが正しく計測できないのはとても痛いので、サーバーを介してユーザーの行動を計測する「コンバージョンAPI」という技術を使って、コンバージョン計測の精度を上げるようになりました。