オンライン相談でクライアントの方から
「自分で広告した事はあるんだけどイマイチだった」
というお話しをよくいただきます。
詳しく聞くと、インスタの投稿に出てくる青い「投稿を宣伝」ボタンから投稿を宣伝している方がほぼ100%です。
実はいわゆる「Facebook広告」と、この「投稿を宣伝」は大きく異なります。
簡単に言うと、きちんと「広告アカウント」を作って「Facebook広告」を出稿した方がはるかに成果を出しやすいという事なのですが
今日は、その理由を解説したいと思います。
なんとなく本格的な設定は面倒だから「投稿を宣伝」されている方はぜひご覧になってください。
「投稿を宣伝」の目的は?
Meta社の公式ページに違いが載っています。
相変わらずWEB広告関係のヘルプは衝撃的にわかりにくいですね💦
一番大きな違いは広告の目的です。
「投稿を宣伝」の場合は
Facebookページへの「いいね!」、コメント、シェア、全体のブランド認知度アップのために最適化されている
と書いてあります。
つまり、「いいね!」が沢山欲しかったり、単純に認知を高めたい場合には良いかも知れませんが、
みなさんが広告費を出す目的は
見込み顧客にLINE登録してもらったり
お問い合わせフォームに入力してもらったり
実際に買い物をして欲しいという事ですよね?
「Facebook広告」の場合は
✅ ウェブサイトのコンバージョン(見込み顧客の登録や買い物かご等)
✅ アプリのインストール
✅ 動画再生数
✅ ショップの注文件数
といった様々な目的で最適化できます。
最適化するというのは、A.Iがその目的に沿って配信先を調整するということです。
つまり公式でも、いいねを集めたり認知度をアップするだけなら「投稿を宣伝」でも良いけど
売上を上げたい場合には、きちんと初期設定して「Facebook広告を出しましょう」と案内しているのです。
ターゲット設定の機能が全然違う
ターゲット設定とは、どのような層に対して広告を配信するかの設定ですが
「投稿を宣伝」の場合は
地域・趣味・関心、年齢、性別だけしか設定できません。
これに対して「Facebook広告」では
📌 過去にあなたのホームページを見た事がある人
📌 過去に注文した人に似た属性の人
📌 広告動画を30秒以上見た人
などなど細かいターゲット設定ができます。
中長期に広告を行う場合はターゲティングの細かさで、成果に大きな違いが出ます。
AIをきちんと働かせよう
これは正確には「投稿を宣伝」と「Facebook広告」の違いでは無いのですが
「投稿を宣伝」を利用される方は、ほとんど「正しい初期設定」をされていません。
「正しい初期設定」とは、「ピクセルの設置」や「コンバージョン」の設定です。
実はこれをしないと、ランディングページに飛んだあとのユーザーの動きをFacebookのA.Iは知る事ができないのです。
ただしく設定することで
✅ このユーザーはLPに何秒滞在した
✅ このユーザーは申し込みをした
✅ このユーザーはボタンをタップした
といった情報をA.Iに渡す事ができ、その情報を元にA.Iがより最適なユーザーに広告を配信してくれるようになります。
広告で成果を上げるには必ず「正しい初期設定」をしましょう